イヤホンガイドは、こうやって作っています。

配信日: 2018-12-24 14:35:27


メリークリスマス!!


歌舞伎ソムリエのおくだ健太郎です。


さて、来月・1月に担当するイヤホンガイド2演目のうち、「幡髄長兵衛」は、今回初めてガイドをつとめます。


役者さん風に言えば「初役・はつやく」、噺家さん風に言えば「ネタおろし」ということになります。


ガイド作りのプロセスですが。。。


芝居の現場で役者さんやスタッフが手にするのとおなじ台本が、前の月のうちに、われわれイヤホンガイドにも配布されます。


だいたい中旬までには自宅に郵送されてきます。


また、初めて上演されたり、長らく上演が途絶えていた演目でないかぎりは、映像なり舞台音なり、何らかの形で、過去の上演記録を手に入れることも可能ですので、イヤホンの製作会社なり興行側に頼んでそれも手配していただきます。


そして、手に入れた映像または音声を、台本を読みながら見て、あるいは聞いて、芝居全体の「運び・流れ」を自分のなかに染み込ませます。


(この作業、これまでに何度も何度も見ていて、自分のなかに中身がよく「入っている」演目のときは、あえてしないこともあります。)


これをした上で、自分がどこで話すか・どこでガイドのコメントを芝居にかぶせるか、を決めて、一つ一つ、原稿を書いていきます。


ぼくの場合、すべて手書き。
アナログ人間です(笑)



原稿を書き込む紙は、無印用品に売っているA4サイズのルーズリーフの紙です。



筆記具は鉛筆メーカーのトンボがあつかっている「リブ」というサインペンの黒。



インクが水性顔料で、わずかに筆っぽい書き心地なのが気に入っています。



一本100円で、大きな文具店ならば普通に手に入ります。


名古屋、京都、大阪、福岡、巡業先など、出先でイヤホンを作っていくことも多いのですが、無印にしてもこのペンにしても、どこでも容易に手に入る。



このことは道具選びの大きなポイント・決め手になりました。



20年近く、ずっとこのやり方をつらぬいてきました。



そうすると不思議なもので、A4の紙にこれくらい書いたってことは、これを読むとだいたい何秒くらいだな・・・と自分が書いたその紙を見ただけで、だいたいそのコメントの長さがわかります。



この場面は、しかし待てよ、花道をこの人物が出てきて、これくらいのところで、押し黙ったまんまでじっと考えこむよなぁ。



ならば、もう少しコメントを短くしないと、無言で深刻に考えているときにコメントがベラベラ重なってしまうなぁ。



よし、ならばこれとこれを省いて・・・と手書きの原稿の一部を、サインペンで大きくバツ印を打つなり、しゃしゃしゃっと書き殴ってボツにするなり、いろいろと試行錯誤を重ねるなかで、だんだんコメントが一つ一つ仕上がっていくのです。



続きは次回!!



イベント情報はこちらから↓
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●1/8(火)19:00〜20:30
銀座 おくだ会
https://tsuku2.jp/events/sp/eventsDetail.php?ecd=02317164810216

●1/14(月祝)‪12:30〜19:30‬頃
歌舞伎の楽しみ方講座vol.2
〜浅草新春歌舞伎を観に行こう〜
https://tsuku2.jp/events/sp/eventsDetail.php?ecd=07128103122530

●2/12(火)19:00〜20:30
銀座 おくだ会
https://tsuku2.jp/events/sp/eventsDetail.php?ecd=02150189421200


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素敵なクリスマスをお過ごしください☆


ショップ名 おくだ健太郎・歌舞伎ソムリエ
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おすそわけマーケットプレイス「ツクツク!!」店
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